プログラマといえるほどプログラミングをしていないし,できてもいない.その焦燥感が,プログラミングを止めていない最大の理由だろうか.
ともあれ,以下の記事に触発されたので,ちょっとだけ書いてみよう.
体力をつける
プログラミングは本当に精神力を使う.頭の中に非常に多くの事柄を記憶しておく必要があり,間断なく襲ってくる外部からの割り込みに耐えないといけない.記録と記憶の外部化については前述の記事群に述べられているので細かくは書かないが,実際に頭が良く回るようにするには,体力を使わないといけない.年齢が上になればなるほど,これは厳しくなってくる.だから,
- 普通に食べる
- 普通に身体を動かす
- 無駄に体力を使わない
- 良く寝る
というのは基本だと思う.
課題を常に持っておく
プログラミングも所詮は人間の行動の一部でしかない.毎日やるには,理由が必要だ.どんなことでもいいからやるべきことを持っておく.それが今日の生活の糧のためであってもよし,あるいは近未来の夢の実現のためでもよし.その課題を解決するために,プログラミングに取り組む.そういうことを実現できていれば,続くんじゃないだろうか.
他人の視線を感じるようにする
人間は本当に「ええかっこしい」な生き物だ.できなかったことの言い訳をすることが嫌な人にとっては,コミットの件数が目に見える形で出てくる,GitHubのContributionsリストなんかは最高の理由付けになるだろう.毎日1件でいいからコミットするか,新規issueを上げるだけで済むのは,簡単といえば簡単だが,これをpublic repositoryだけに絞ると,結構大変かもしれない.
それでも,コーディングができなくても,新規issueを上げる,あるいは課題を明確にして記録するのは,プログラミングの一部であると考えて良いだろうと思う.
生活の一部に組み込んでしまう
以前はGitHubはUS Pacific Timeで動いていたので,1日が切り替わる時刻(日本だと午後4時か午後5時)になると,プログラミングのことを考えるようになっていた.最近はローカルタイムで記録してくれるようになったので,寝る前,そして起きた後の誰にも邪魔されないであろう時間を,プログラミングにあてている.ちょっと時間を取るだけでyak shavingはできるし,そうでなくとも取り組むべき課題さえ整理できていればいろいろなことができるだろう.毎日やるというのは本当に大事だと思う.
どこでもできるようにしておく
MacBook Airを使うようになってから,ローカルにコーディング環境を持てるようになったので,どこでもある程度のプロトタイピングはできるようになった.別にOS Xでなくてもいいのだが,プロトタイピングの環境はすぐに使えるようにしておいたほうがいいだろう.それに,出先でちょっと時間が余りそうな時は,いつでも何かできるように,環境を持ち歩く習慣をつけることは大事だと思う.そのためには,環境整備を日頃から怠らないのが大事.